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 『休んでいる』と「さぼっている」!

私は、今年の1月からダイエットをはじめました。ダイエットを宣言したら、周囲から改めて太ったことを指摘されました。また、私のダイエットへの取り組みへの安易さもアドバイスをして頂きました。恥ずかしながら、1月のとき、体重が87.5キロになっていました。もうすこしで、90キロの大台が見えてくる体重です。そこで、本格的にダイエットをはじめたのです。

私の身長は、184cmです。ネットで調べたら、BMI理想体重は、74.5キロだということが分かりました。13キロも理想体重から、オーバーしていることになります。しかし、私はそんなに深刻には考えていませんでした。13キロ程度なら、その気になれば、半年もあれば十分に落とせると考えていたのです。自分が本気を出せば、いつでも体重を簡単に落とせると心のどこかで、慢心していたのです。実際に、ダイエットに取り組む中でそんな気持ちは無くなりました。

最初の2カ月間は、ペースよく5キロ減量でき、82.5キロになりました。このペースなら、半年で目標達成ができると思いました。しかし、苦しくなるのはここからです。5キロ減量できた時点から、全く体重が減らなくなったのです。いわゆる、『停滞期』の壁に到達したのです。

そのうち、また体重が減るだろうと思っていましたが、一向に体重は減りません。結果も出なくなり、段々とダイエットのモチベーションも下がってきました。梅雨の時期になり、雨が降っている日があると自分の中で、雨の日は、ダイエットを休みとするようになったのです。そのうち、自分の中で、仕事が忙しいこともダイエットを休むことができる言い訳にしていました。

弊社のクライアントの担当者には、スポーツマンの方が多く各種運動を続けているようです。ある日の打ち合わせのとき、「最近、走っていますか?」と質問されました。私は、『忙しくて、休んでいます。』と思わず、答えました。

私は、この担当者に、いつも1日30分程度であれば、電車の中で、何か本を読んだりして、何か勉強できる旨をアドバイスしていました。2キロ程度のジョギングであれば、ウェアに着替えて15分程度の時間です。しかし、自分は、1日15分程度のジョギングも出来ていなかったのです。

正直、恥ずかしく情けない話です。自分の習慣化が出来ていることは、偉そうなアドバイスをして自分が出来ていないことは、言い訳をしているのです。さらにたちが悪いことに、言い訳の相手は、自分自身に対してなのです。私は、ダイエットをしていなかったとき、次のように思って、自分を正当化していました。

  • しばらくの間、ダイエットを『休んでいた』

しかし、私はダイエットを『休んでいた』のではありません。

  • 私はダイエットを「さぼっていた」のです。現実には、「出来ていなかった」のです。

私は自分に対して、雨が降れば、ダイエットを『休める』という言い訳にして、仕事の繁忙もダイエットを『休める』という言い訳にして正当化していたのです。ビジネスマンが仕事の繁忙を持ち出してしまえば、一生、ダイエットをしなくて良いことになってしまうでしょう。私は、自己管理とタイムマネージメントが「出来ていなかった」のです。今でも、ダイエットをやるべき日に、「出来ないとき」があります。それでも、今は、最低限、『休んでいる』とは考えていません。自分は、「さぼっている」、「自己管理が出来ていない」、「タイムマネージメントが出来ていない」と戒めています。

昨日、少し油断していたら、また、体重が1キロ増えてしまいました。『停滞期』の壁の高さを、日々、改めて感じております。『停滞期』の壁を乗り越えBMI理想体重を達成できたとき、クライアントの皆様に、私が取り組んだ具体的なダイエット法とそこから学び、気が付いたことをお伝えしたいと思います。

作成日:2011年8月29日 屋根裏の労務士

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