コラム Column

「筋トレ!」

ダイエットをやりはじめてから、かれこれ、2年半になります。途中、何度もリバウンドしたり、泣きが入りながらの日々。それでも、最近は、少しだけ、自己管理ができるようになりました。2年半前は、90キロの大台が、目の前に迫りながら。それでも、体重計にすら、ろくにのらず。現状把握も、きちんとしていない状態でした。

何となく太ってきたことは、『ワカッテいる』という程度でリスク管理が、全く出来ていなかったのです。周囲から、「ダイエットをした方が良い。」という耳の痛いアドバイスに、『ワカッテいます。』、『ワカッテいます。』の連発でした。いわゆる、出来ない者が、すぐに口にする、『ワカッテいます。』の状態でした。

今では、徹底した自己管理を実践しています。季節に一度は、主治医に診断して頂き、血液検査もして、各種アドバイスを頂き、体調管理を盤石にしています。

2年半前のピークから、比べると、約22キロ減。ついに70キロを割り、68キロ。日によっては、67キロ台になることもあります。ダイエットを始めた時は、正直、ここまで体重を落とせるとは思っていませんでした。

2年半前に、ダイエットを始めずに、かつての生活習慣を続けていたら、恐らく、今頃、100キロの大台が目の前だったことでしょう。2年半前は、スーツのズボンの腹回りが、パンパンの状態。今では、ブカブカです。最近は、周囲から、「痩せすぎでは!」との声も出てきました。

少し体重を戻すことも考えています。出来れば、3キロぐらい筋力を増やして、体重を戻したいところです。メタボ感は消え、体の線が、だいぶスリムになりました。見た目の印象が、だいぶ変わり、若返ったと言われています。

最近は、ダイエットのためのジョギングも少しだけ習慣化が出来ています。毎日は出来ていません。さぼってしまう日も多々あります。それでも、週に3日から4日程度。何とか挫折せずに、続けています。最近は、少しだけですが、ジョギングが楽しめるようになってきました。

気分が、のらない日もあります。そんな時は、ウォーキングにとどめて移ろいゆく四季の変化と街の様子を楽しんでいます。有酸素運動は、ある程度、出来てきました。ダイエットのノウハウもだいぶ掴んできました。一方、無酸素運動である筋トレは、まだまだ、出来ていません。

ジョギングなどの有酸素運動をすると、心肺機能が向上して、体もスリムになります。がっちりとした筋肉ではなく、細い筋肉になるのです。太い筋肉をつけるためには、バランス良く無酸素運動である筋トレが必要になるのです。

スポーツジムの会員は、一応、何とか続けています。仕事帰りの深夜の時間に行っていますが、正直、余り、ペース良く、通えていません。最低でも、週に一度は、行くことを目標にしていますが、中々、達成が出来ていません。

実は、事務所からスポーツジムまで、3分程度の距離。行こうと思えば、すぐに行けます。しかし、スポーツジムとは、近くて遠い場所です。筋トレをするのは、とにかく、『大変』。何か、取りかかるのに、気が重いものです。

スポーツジムに行くときは、1時間程度の滞在時間。その中で、実際に、筋トレをしている正味時間は、恐らく15分程度でしょう。実際に、バーベルを持ち上げたり、筋トレ・マシンに向かっている正味時間は、せいぜい15分程度だと思います。

後は、着替えをしたり、ストレッチをしたり、呼吸を整えたりです。しかし、この15分の時間。密度の濃い、苛酷な時間です。情けないのですが、習慣化には、程遠い状態。

スポーツジムに行かない日は、腕立て伏せを30回しようとしました。しかし、1日やっただけで、頓挫してしまい、あえなく挫折。3日坊主にもなっていません。腕立て伏せ30回程度ならば、1日3分程度の時間。忙しく時間が無いとは、とても言い訳にできません。

出来ないのは、要するに、『大変』だからなのです。更に、言えば、筋トレは、「難しい」のです。取りかかるのは、相当なストレスであり、気が重たいものです。私は、筋トレについて、次の印象やイメージをもっていました。

  • 「難しい」というより、『大変』。

「難しい」のではなく、『大変』という意識の中には、次のような油断した気持ちがあると戒めています。

  • 『自分がその気になれば、いつでも出来る』という油断した気持ち。

インストラクターに相談しましたが、インストラクターの説明では、筋トレについて、私とは真逆の次の印象やイメージを持っていました。

  • 『大変』というより、「難しい」。

筋トレは、トレーニング方法や調整が、脂肪を燃焼させるより、数倍、「難しい」そうです。様々なノウハウと取組みが必要になるようです。

そもそも、2年半程度、スポーツジムに通っていますが、筋トレの常連で、顔見知りになったのは、5人ぐらい。この方々は、筋肉をつけるのが、趣味のような人達。私とは、レベルが違いすぎます。私は、筋肉隆盛な肉体美をつくることは、目指していませんが、基礎代謝をあげ、肥満と老化を防ぐ、しなやかな筋力の必要性は感じています。

いつの日か、私にも、楽しく、筋トレが出来るときが、来るのだろうか。それとも、筋トレは、厳しく『大変』であり、「難しい」ことなのでしょうか。そんなことを考えながらも、結局、黙って、前に進むしかなく、何とか、スポーツジムに通っています。

『大変』で「難しい」ことであっても、それを誰か代わりに、やってもらうことは出来ません。周囲から、貴重なアドバイスは受けられてもそれを実践して、乗り切るのは、自分だけです。

ひとつ確実に言えることは、次のことです。

  • やめてしまえば、悪い状態になり、リスクが高まること。
    一方、続けていれば、何かしらの効果があり、リスクが減ること。

何か、筋トレに、人生の難しさを感じています。筋トレが、楽しくなることを目指して、何とか泣きながら続けてみます。

作成日:2013年7月22日 屋根裏の労務士

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