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「ダイエットのノウハウ!」

メルマガで、ダイエットのことを取り上げるとご感想のメールを比較的に多く頂けます。ダイエットを実践したり、興味をもっているたくさんの人がいることがわかります。22キロのダイエットが出来た話を7月のメルマガで取り上げました。ご感想で、次のようなご質問を、いくつか頂きました。
  • 「22キロものダイエットを
    どのように継続して、達成したのですか?」

達成したのは、何か秘密やノウハウがあるはずとの意見。実践して、様々なことに気が付き、分かったのですが、ダイエットには、膨大なノウハウがあります。日々、取り組んでいても、新しい発見と気付きがあります。ダイエットは、とてつもなく、奥が深いものです。当たり前ですが、ダイエットに必要なのは、次の2つ。

  • 「運動」と「食事制限」

上記をどのように、実践していくかなのです。これまでも、度々、取り上げてきましたが、私は、次のことをお勧めします。

  • 「プロを活用すること」

私は、ダイエットを達成するためにある程度、「プロを活用すること」をお勧めします。何も、高額なエステやダイエットコースを提供しているプロを勧めているのではありません。美容業界は、怪しそうな会社も、多く見かけます。誰もが、減量には、大変な苦労をしています。広告にあるような成功が、簡単に出来るはずが無いと考えています。

国民のメタボ化は、国の社会保障給付費を圧迫する要因。健康の維持及び増進は、国をあげての施策。簡単に、達成できるようなノウハウがあれば、国が、とっくに、国民に周知して、対応を徹底させているはずです。

安易な方法に走り、高額なエステなどはお勧めしません。しかし、プロからの一定のアドバイスやコーチを受けることは、お勧めします。正直、ダイエットを一人で乗り切るのは、相当、難しいと思います。

ダイエットは、自分との孤独な戦い。自分の力で乗り切るしかありません。しかし、そこに、心を通わせた、相談ができる者の存在があると様々な困難を乗り切るために、大きな心の支えとなるのです。実利的な対応はもとより、精神的な支えとなり、ダイエットを続ける動機づけになるのです。

私は、この動機づけに、主治医をかなり活用しています。季節に一度は、主治医の病院で血液検査をしています。健康診断は、保険の適用外で、費用もかかります。時間もとられ、何かと面倒なものです。しかし、健康管理に、一定の費用と時間は、かけるべきとの考えを持っています。

通常は、年に一度の健康診断を、私の場合、4倍していることになります。健康診断は、受けっぱなしのことが多いのですが、主治医のところで受診すれば、アドバイスなどを受けて、有効的な診断となります。

メタボのことなど、自分では、ワカッテいても、医師から、直接、注意を受けると、相当ショック。ダイエットの強力な動機づけとなります。また、急激な運動や無理な食事制限は、非常に危険。主治医のアドバイスの下、適正に行うべきでしょう。

主治医を活用するメリットは、生活習慣病の予防だけではありません。実際に、風邪をひいたり、体調をくずしたりしたときでも自分の過去の履歴があり、処方記録があることは大変な財産になるのです。

自分に適した、処方される薬の精度が、極めて良くなり、長期間、体調を悪くさせることが、少なくなるのです。何より、体調をくずしてしまったとき、人間関係のある主治医は親身さ、熱心さが、全く違うのです。一見客ではなく、常連への対応をして頂けるのです。

信頼関係を形成できた、あれこれ相談ができる主治医がいると、何かと、得をすることが多いのです。定期的な健康診断を受診して、医師との人間関係を形成しておくことは、とても大切。いざというときに、非常に頼りになります。

私は、病院で診断をして頂く際に、次のことをすることをお勧めします。

  • 症状などを的確に伝えるために
    簡単な資料をつくること

私は、主治医が、パッと一目でわかり、的確に症状が伝わるように、資料を作成してから病院に行きます。文字だけのパワーポイントで、1枚程度。箇条書きにしたような資料です。要点だけが、迅速かつ確実に、伝えられる資料です。

主治医が、読み込むような資料を作成しても多くの場合、その場で、きちんと読んで頂けません。主治医が、直観的に理解できる要約書が必要なのです。

正直、診断をして、処方を出した後に、労力をかけて作成した資料を、医師が後から、個別に読み込んでいるようには、到底、思えないからです。また、ドキュメント化せずに、口頭で説明しているだけでは事実が、正確に伝わらないことが多いものです。

私は、日々の体重と検査の結果をエクセルでグラフ化した資料を準備しています。毎日、日々の体重管理データなどをエクセルでグラフにしています。血液の検査結果なども、グラフ化して、経緯をパッと一目で分かるよう工夫しています。

主治医の方も、何人も、患者を抱えています。私のデータをすべて詳細に、個別に把握しているはずがありません。医師が、すべての患者の検査結果を、事務費をかけて、毎回、エクセルでグラフ化していることなど、どんな熱心な医師でも、ありえないと思います。

私は、病院に通い、医師と接する中で、ある時、次のことを痛感したのです。

  • 医師から有効なアドバイスや気付きを
    引き出すためには、診て頂く、患者の方も、各種工夫が必要。

多分、私のような準備をして、病院にかかりに行く人は、少数派でしょう。私は、面倒でも、この労力をかけることをお勧めします。この労力をかける違いが、医師の力を引き出すのに、雲泥の差となってくるのです。

また、スポーツジムでも、要所ではインストラクターを活用しています。一見、単純そうに見えるトレーニングマシン。しかし、最初に、きちんとした指導を受けた場合と受けていない場合では、効果が全く違うのです。

インストラクターを付けると、別途、料金が発生。少し割高になりますが、大切なことには、「お金の力」を使う方が、有効的だと思います。「生きた金」の使い方です。

毎回、インストラクターをつける必要は無いと思いますが、しっかりとした基本的な形を身につけるためには、プロを有効活用した方が、近道だと思います。

例えば、受験でも、塾に通わず、すべて独学で行う人は、少数派だと思います。恐らく、独学で行う方は、よっぽど勉強が出来る人か、全く出来ない人でしょう。多くの方は、何らかのプロの受験指導機関を活用して、何らかの効果を得た経験があると思います。

主治医から聞きましたが、ダイエットを志した人で、10キロ以上の減量をし、1年以上維持できるのは、3%程度だそうです。ほとんどの方が、5キロぐらいの減量を達成して、ダイエットを止めてしまい、リバウンドをするという繰り返しだそうです。

独力で、達成して、更に、継続していくのは、相当難しいのではないでしょうか。ある程度、プロを活用した方が、近道だと思います。もっとも、ダイエットは、プロの力を借りれば、それで解決というわけにはいきません。実践するのは、自分以外にはいませんから。

有効的なアドバイスや気付きを「上手く引き出すような工夫」は、ダイエットのノウハウとも言えるのではないでしょうか。

作成日:2013年8月26日 屋根裏の労務士

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