「ハワイの休日」・・・前編
そのため、学ぶことが少ないハワイには、これまで行きたい気持ちが沸いてこなかったのです。一方、私の周囲の方々は、ハワイに何度もリピートしています。毎年のようにハワイに行っている人も少なくありません。
ハワイはリピート率が90%を超える人気です。ハワイに何度も訪れている方に、私は、これまで何度も下記について尋ねてきました。
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「ハワイの魅力を、一言で言えば何でしょうか?」
海がきれい。気候がとても良い。日本語が通じる。街が清潔できれい。ショッピングを楽しめる。食事が美味しい。
ネットでハワイの魅力を調べても、概ね、上記のようなコメントです。ハワイに行ってきた人からは『お土産』は頂くのですが、「お土産話」を聞いたことがないのです。何度も、ハワイにリピートしている方から、下記の説明がありました。
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「ハワイの楽しさは、ハワイに行かなければ分かりません。」
ごもっともなご意見だと思いました。そこで、実際にハワイに行くことにしたのです。ハワイは、業界最大手のあの企業が断然に強いことは知っていました。お盆明けの時期ぐらいだったと思います。年末年始の時期を希望して、ハワイの申し込みに行きました。
ところが、お盆明けの時期では年末年始のハワイは、すでに申し込みでいっぱい。担当者に聞いたら、年末年始のハワイは、パンフレットが出た初日に予約を入れないと申し込みができないほどの人気だというのです。
特に、私が希望する航空券やホテルの内容であれば、例年、パンフレットが出た初日の午前中に予約が埋まってしまっているというのです。
更に、パンフレットが出る時期は、例年、ゴールデンウィーク明け頃ということぐらいで、具体的な日程は決まっていないというのです。噂では、今年の年末年始のエキストラなハワイは、かなり早い時期に案内がでるようです。
実は、ハワイに行くことを決めたのは3年ぐらい前です。しかし、2年連続で年末年始の時期に、ハワイの申し込みは出来ませんでした。今年は、パンフレットが出た当日に時間が空いており、たまたま申し込みをすることが出来たため、予約を入れることが出来ました。
旅行会社の担当者にも、「ハワイの魅力」について、何度も、質問しました。しかし、誰に何度も尋ねても、しっくりくるような説明はありませんでした。旅行に行く前に、旅行会社の担当者から、下記の説明がありました。
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「ハワイの魅力は、ハワイの独特な雰囲気にあります。」
「ハワイを楽しんできて下さい。」
誰に尋ねても、言葉では伝わってこない「ハワイの魅力」。今回、私がハワイを訪れる目的。『ハワイを楽しみたい』というより、「ハワイの魅力」を確認しておきたいという気持ちになっていたのです。
ハワイに着いたら、「ハワイの魅力」について、すぐに理解をすることが出来ました。爽やかな気候の下、テンションが上がり、すべてのことを忘れて、ワクワクモードに心のギアが入ったのです。現地の人も、気さくに挨拶したり、フレンドリーに話しかけてきたり。私も、「アロハー」を連発していました。
ホノルルは38万人程度の都市規模しかありません。ホノルルの街について、地図を片手に散策して初日でざっくり掴むことが出来ました。私が感じた「ハワイの魅力」を言葉で説明すると下記です。
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南国の島で、あれだけのインフラが整備されていること
ハワイよりインフラが整備されている南の島。恐らく、世界に存在しないと思います。日本の資本もたっぷり入っており、海外にいるはずなのに、利便性では日本にいるのと変わらないほど、インフラが整備されているのです。
主要なエリアであれば、どこに行くのにもトロリーが整備されています。カードが使えなかったのは、ダイヤモンドヘッドの露店でパイナップルスムージーを飲んだときだけです。
美しい自然を、南の島のテーマパークを造るようにインフラが整備されていて、きれいに街づくりがなされています。ハワイに統一された独特の美意識。都市計画をした人の美意識が伝わってきます。
また、「ハワイの魅力」は常夏の島といわれているハワイの気候です。雨季と乾季はありますが、雨が少なく気温は24度から30度で安定しています。
グアムとは違い台風が来る心配もありません。1年中ベストシーズンで、天気が外れる心配がないのです。天気の心配がいらない南の島もハワイぐらいではないでしょうか。
今回、私がハワイを体感して、ハワイを好きになったのは下記です。
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「ハワイの風」
あんなに気持ちが良い風。
あんなに清々しい風。
あんなに爽やかな風。
あんなに柔らかい風。
あんなに優しい風。
あんなに楽しい風。
『ハワイの独特な雰囲気』が好きになったというより「ハワイの風」が好きになりました。ハワイは、常に東から西へ貿易風が吹いているため、気温が上がりすぎず快適です。ハワイに滞在中は、少し観光をしたら、木陰で横になったり、「ハワイの風」を感じながらゴロゴロしながら、過ごしていました。
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「何にもしなくも、気持ち良く、楽しい気分で過ごせる場所」
それが、「ハワイの魅力」なのでしょう。実際に体感してみないと分からないこと。言葉では伝えることが出来ない魅力。そんなことも、改めてわかり、勉強にもなりました。
作成日:2019年1月7日 屋根裏の労務士