「勘弁して頂きたいです！」
12月14日に、菅首相は、やっと、「全国一斉の年末年始のGoToトラベル停止」を決定。年末年始の飲食自粛やマスク会食を呼びかけた矢先、『高級ステーキ店でのマスク無しでの8人の会食』。陳謝の会見をして頂いた、その舌の根も乾かぬうちに今度は、日本料理店とフランス料理店をはしご。
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「勘弁して頂きたいです。」
正直、もう、緊急事態宣言で、経済を全国規模で止めるのは懲り懲り。コロナの感染は、マスク無しでの会話。飲食のときに、マスクを外したときが危ないに決まっています。
医療従事者は疲弊しているのは事実ですが、日本よりもコロナ感染が深刻な状況の国で、医療崩壊をしているとは報じられていません。国民皆保険ではないアメリカは別として、ヨーロッパの国々で医療崩壊になっていると報じられていないと思います。
政治家の緊張感の無さ。実は、まだまだ安全なレベルなのでしょうか。現在、国民は「マスク会食」はしていません。政治家に緊張感がないのであれば国民が緊張感を持つはずがありません。
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上が、緊張感がないのに
下に、緊張感を持てなどは
通じるはずがありません。
言行不一致にも限度があります。
上の者に緊張感があっても、下の者に緊張感がないというのが、普通の状態に決まっています。マスク会食を推奨する前に、ラーメン屋のカウンターでマスクを外して会話をさせないで頂きたいです。ラーメン屋のカウンターで会話しなくても良いです。
そういえば、コロナが始まる前に、和歌山に旅をしてきました。和歌山の動物園に行ってきたのです。私は、「日本庭園や絵画鑑賞」が趣味ですが実は、動物園も好きなのです。柄でもないと思われるかもしれませんが・・・。
かねてより、和歌山県の動物園・アドベンチャーワールドに行ってみたいと思っていたのです。もちろん、アドベンチャーワールドにはあの動物がいるからです。
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パンダ
アドベンチャーワールドには6頭ものパンダがいます。
東日本大震災のときに震災にあった人達に復興を願って、尖閣の対応などもあり、中国との親交を踏まえて、仙台市をはじめてとして東北の政治家がパンダの借り入れを懇願しました。しかし、中国は応じてくれませんでした。それなのに、和歌山県には6頭ものパンダがいます。
東京の上野にも3頭しかいないのに、和歌山県にパンダが6頭もいることに不思議に思っていました。パンダは飼育が難しいため、飼育環境が整っていないと中国は簡単には貸してくれません。
和歌山にパンダが6頭もいる事実。直感的に、大物政治家が頭をよぎりました。和歌山県には大物政治家がいて、その政治家の力があったからだと思います。その政治家はあの政治家でしょう。
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現自民党の幹事長 二階俊博
日中関係は冷え切っていますが、中国にパイプを持つ親中派の政治家です。二階さんは、かつて、江沢民・元国家主席の石碑を地元・和歌山を皮切りに日本全国に作ろうとしたほどの親中派。
中国に顔も効きますが、中国に優しい対応をする政治家です。今後の冷え切った日中関係について改善に向けた窓口になる人間力と統率力のある政治家です。二階先生は面倒見が良く、人間力が溢れる先生の様です。
二階さんは和歌山県議を経て1983年に初当選。当時の竹下派に所属していました。1993年の政変で小沢さんとともに自民党を離れます。その後、小沢さんとも別れて保守党を経て2003年に自民党に復党。
小泉内閣で経産大臣。安倍政権の総務会長。麻生内閣では再び経産大臣。安倍内閣・菅内閣では幹事長。出戻り議員ですが、旧伊吹派の会長。いまも勢力を拡大しているようです。
とにかく、資金力がケタ違いのようです。さらに、若手議員の面倒見はよく、永田町では抜群の人望があるようです。今回の問題のGoToトラベルでも、二階さんが旗振りであることは間違いありません。
何より、二階さんは、現在の全国旅行業協会の会長。旅行業界の業界団体の会長となれば、GoToトラベルで利権が多いに決まっています。菅さんが総理になったのも、二階派の力が大きいはずです。
最初の高級ステーキ店の会食では、王さん、みのもんたさんが集まったことで話題になっていました。二階さんは、王さんやみのもんたさんと昔から、仲が良く親交があるそうです。最初のステーキ会食でも、菅さんではなく、二階さんが集めた忘年会であったはずです。
菅さんと西村さんが色々と矢面になっていますが二階さんの意向が大きいことは間違いありません。医療従事者は疲弊しているのは事実。医療が持たないのであれば、また、緊急事態宣言で緊張感を出す展開です。緊急事態宣言ではなく、何とか国民の行動変容で冬場を凌ぎ切りたいです。
正直、二階先生には、勘弁して頂きたいです。
作成日：2020年12月21日 屋根裏の労務士
