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「ロードマップの作成を!」

オミクロン株の脅威とともに、2022年の新しい年を迎えました。新型コロナウイルスの感染者が急増しています。オミクロン株の市中感染が各地に広がり、第6波が来てしまいました。

沖縄県、広島県、山口県の3県では、9日から「まん延防止等重点措置」が適用されました。株価も下がり、世界は再び不安感に覆われています。一方で、オミクロン株は弱毒化しているため重症化や死亡するリスクは低いという予測もあります。

楽観的な捉え方で、第6波を乗り切れば今年の夏には、「脱マスク」も可能との専門家の見解も出てきました。

  • 「マスクの着用生活」と「行動制限がかかった自粛生活」

慣れてきたというよりも、正直、だいぶ参っていると思います。現実的には、コロナの完全な収束時期。発展途上国でもワクチンの接種が盤石に完了した後だと思います。現実的な捉え方で、コロナの完全収束の時期。下記の時期と予測する専門家が多いようです。

  • 「脱マスク」の時期は、2024年ぐらいとなる見込み

悲観的な捉え方で、専門家の意見では、当分、コロナが変異を続けて、ウイズコロナの状況の中で「脱マスク」の時期は、目処が立たないという意見です。野生動物にも感染しており、更なる変異のリスクがあり得るという悲観的な捉え方です。

交通安全の標語のような行動指針ではなく、そろそろ、完全にデータを公開してコロナ収束に向けたロードマップを示して頂きたいです。

何か、希望のある指針やビジョン。仮定の条件下でのロードマップだとしても、一定の科学的な根拠に基づいて大局的な方向性を示す時期だと思います。

毎回毎回、不安を煽り、自粛をベースにして鉄火場を凌いでいく対応。そろそろ、限界であり、弱いところでは既に倒れてしまっています。そろそろ、完全な収束戦略を打ち出して頂けないと国民全体で疲れてしまいます。

  • 希望や光がないと凌いでいくことは難しいです。

希望や光となる大局的なロードマップを示して頂きながら。現実的には目の前の第6波を凌いでいく対応になります。オミクロン株の特徴は下記の3つです。

  • 「弱毒化していること」
    「感染力が強いこと」
    「拡大スピードが速いこと」

弱毒化していても、感染力が極めて強いため感染スピードが桁違いに速いです。そのため、これまでの変異株とは感染者数が桁違いに多くなっています。

コロナ楽観論になっていたアメリカでは現実的には、新たに入院する人が、1日およそ15,000人にもなっています。入院患者の数が過去最多となって、非常事態宣言を出した州も出てきました。

感染スピードが速いため、状況も目まぐるしく変わるため、これまで以上に臨機応変の対応が必要になります。オミクロンの第6波の攻略は、「膨大な感染者数」と「速い感染スピード」を弱毒化した有利性を踏まえて抑え込んでいく対応になります。

コロナで格差は広がり、なかなか落ち着きませんが、それでも、冷静に受け止めれば昨年よりも状況は良くなっていると思います。

東京オリンピックは終わり。衆議院選挙も終わり。ワクチン接種も順調です。(3回目が遅いとの指摘もありますが・・・)何より、オミクロン株では、重症化や死ぬことは少なそうです。集団感染にならないように注意をしていけば、経済活動を止めることは避けられます。

第5波が収束した要因は、まだ、誰にもわかりません。恐らく、ワクチンが効いているのが、大きな要因の一つのはずです。要因はまだわかっていませんが、日本では第5波も他国にないような成功事例で収束させることができています。

今年も年末年始は、巣篭って過ごしました。元旦に郷里の母親から電話がありました。下記のことを言っていました。

  • 「お母さんのことは
     心配しなくても大丈夫だから、
     お客様のことを考えていなさい!」

冬場の第6波を凌いだら、今年のGDWは、どこか旅に行きたいです。コロナもあともう少しです。お上には、交通安全の標語のような行動指針ではなく、そろそろ、完全にデータを公開してコロナ収束に向けたロードマップを示して頂きたいです。

作成日:2022年1月11日 屋根裏の労務士

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