コラム Column

「佐賀の旅」

感染拡大を続ける新型コロナウイルス。第7波が来ており、またまた、テレワークになっております。それでも、日常は動いております。
  • 「皆様に、トラブルが起これば、対面でご対応致します!」

トラブルが起きていてなくても、経営判断で希望があれば、喜んでお伺い致します。

コロナ病棟に入院している患者。そのほとんどが高齢者になってきました。経営者の方々はご年輩の方々が多いので、対面での対応が、難しくなっているが実情。今回の第7波では、役所の調査などは止まっていません。加えて、高度な判断を要するトラブルも増えております。

  • 心を休めることは難しいです。

明日から、お盆休みになります。緊急事態宣言やまん防は出ておりませんが、医療がひっ迫している状況。GDWのときとは、また状況が異なっております。少し開放感があったGDWとは一転。小池都知事は下記の呼びかけです。

  • 「自分、そして大切な人を守る特別期間」

都民割の旅行キャンペーンも一旦中止。静かにお盆を過ごすことになりそうです。小生は、今年もお盆休みはどこにも出かけません。実は、先月、出張で福岡に行ってきました。これまで、福岡には、度々、訪れております。

今回、週末金曜日の出張でした。折角、福岡まで行ったので、「ワーケ―ション」をしてきました。一泊は仕事で福岡に宿泊。もう一泊はプライベートで佐賀に宿泊。佐賀県に宿泊をしたのは今回が初めてです。よくよく振り返ると、下記になりました。

  • 九州のすべての県で
    「宿泊を伴う旅」の達成!

これまで、佐賀県は「宿泊が伴う旅」をしたことがありません。メインは仕事ですので、佐賀観光の準備は全くしていませんでした。

コロナ渦ですので、三密回避を考えていたところ、福岡ではなく、佐賀を訪れる選択になったのです。積極的な理由ではなく、消極的な理由での旅の選択です。(佐賀の人にはごめんなさい。)実は、かねてから、下記を確認しておきたかったのです。

  • 「原発村の雰囲気は、
     一体、どのようになっているのか」

九州には鹿児島と佐賀の2つに原発があります。生きていくうえでエネルギーは必要不可欠。賛否両論ありますが、どこかに原子力発電所を造らねばなりません。現在、エネルギー大国のロシアに対して経済制裁を続けています。

ロシアのウクライナ侵攻で、頻繁に、経済制裁について取り上げられています。それなのに、なぜ、戦前に日本が食らったあの経済制裁にいて。もっと語られないのか。それとも、語ることが出来ないのか。悔しい気持ちになっております。下記の経済制裁についてです。

  • ABCD包囲網

日本の在米資産凍結令を出されて金融で締め上げられて、石油の対日全面禁輸によって経済を締め上げられます。ABCD包囲網の経済制裁で日本は締め上げられた挙句。突きつけられるハル・ノート。ABCD包囲網について、中学生の歴史教科書では用語すら出てきておらず、説明すらされておりません。

核兵器は無い方が良いに決まっています。しかし、現実には核兵器はあるのです。あることを前提にして、考えていく必要があります。今回、下記の原子力発電所を確認してきました。

  • 玄海原子力発電所

原子力発電を知るためには、最初に下記に足を運びました。

  • 玄海エネルギーパーク

高さ13メートルの実物大原子炉模型があります。原子炉シアターで原子力発電のしくみについて分かりやすく解説されています。物理学は難しく、文科系の人はあまり馴染がありません。原子力発電の仕組みは、そもそもの基本が難しいです。そのため、大人でも意外と理解している人は少ないです。(当然、小生も理解は出来ていません。)

そもそも、国はエネルギー政策に関して適正な開示はしておらず、国民は十分な理解が出来ていません。エネルギー政策の頭である額賀先生がお元気なうちに、エネルギー政策に関して、国民の不安が解消できるようにしておいて頂きたいです。

玄海エネルギーパークまではバスで行きました。その後は、適当に成り行き任せ。ブラブラして、宿の予約をしてある佐賀市に行く、予定無き旅です。

しかし、自動車を利用しないで原発村に行くことは難しいことを身に沁みて分かりました。たまたま、運よくタクシーを拾うことが出来ましたが、自動車でないと無理です。タクシーの運転手から下記のように言われました。

  • 運転手:「お客さんは、原子力関係の人ですか?」 
    佐々木:「違います。」
    運転手:「お客さんは、今日は仕事ですか?」
    佐々木:「プライベートです。」
    運転手:「珍しいですね。」
        「今まで、仕事以外でここに来る人を
         乗せたことがないです。」

コロナの不況で前の仕事を辞めて、地元のタクシー会社に就職して、まだ、1年程度の50代ぐらいの男性でした。原子力村に観光目的でタクシーに乗せたことは、これまで一度もないそうです。

コロナ渦でもあり、車中で会話はほとんどしておりませんが、人の気配は街にはなく、シーンとしておりました。タクシーを流して頂きながら、原子力村の雰囲気を確認してきました。

  • 何となく、色々なことが直観的に分かったような気がしました。

運転手さんには呼子まで行って頂きました。呼子で海を眺めながら、呼子のイカ料理を食べてきました。呼子からバスで西唐津の駅まで行き、西唐津から電車で佐賀市に行きました。

初めての佐賀観光。
初めての原子力村。

地元のテレビ放送で芸人の塙が観光案内をしているテレビをホテルで見ておりました。コロナが収束したら、今度は佐賀県の活気のある地域を事前にしっかり準備をして訪れてみたいです。佐賀県も見どころが多く、食も美味しく、楽しそうです。

作成日:2022年8月10日 屋根裏の労務士

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