「ゴッホ、大好き!」・・・後編
昨年、行きたかった展覧会もゴッホの展覧会でした。入場制限の事前予約制だったこともあり。まだ、自粛の強い呼びかけもあり。マスクを着けるのも嫌なので、足が遠退いておりました。
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「日本人はゴッホが大好きです!」
私の周りにゴッホのアートが嫌いな人はいません。日本人はゴッホを敬愛して、ゴッホのファンが多いですが、その一番の理由は下記です。
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ゴッホが日本文化を
敬愛していたからです。
日本の浮世絵に影響を受け、また、浮世絵の美意識をヒントにして、日本の美術を敬愛していました。好きな人を好きになるのは当然。ゴッホの作品の中に、親しみを感じるのも当然。日本人の魂をゴッホの作品から感じるのも、また当然のことです。
ゴッホは、日本人からとても敬愛されています。実は、オランダ人も下記のことをよく知っています。
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日本人がゴッホを敬愛していること
このことは、日本とオランダとの友好的な関係を形成できている要因の一つになっていると思います。
弊社のクライアントは、オランダに法人拠点を持っていたり。オランダとの貿易や技術交流を活発にしている企業も少なくありません。
歴史的にも日本とオランダとは親交が深いのです。日本が鎖国をしていた江戸時代。大航海時代の覇者はオランダでした。家康は、漂着したオランダ船に興味を持ち、オランダ人を歓迎して、おもてなしをします。
家康はオランダ人に、「幕府相談役」の地位を与えます。オランダ人から、航海術を学んだり、西洋諸国に関する情報を集めたりしました。日本がオランダから学んだことは膨大です。
近年の温暖化の大雨の水害対策もオランダの下記の技術がベースになっています。
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治水・灌漑技術
国土の4分の1が海抜0m以下にあるオランダ。「世界一の水工技術」を持っており、その技術はスエズ運河やパナマ運河の建設にも活用されました。スエズ運河やパナマ運河は、日本のスーパーゼネコンや建設コンサルタントが総出で対応したそうです。
明治政府は日本の近代化にあたって、教育、医学、法律、土木などの各分野の専門家、約2,300人を欧米から招き入れました。
土木技術者では約120人に及びます。その大多数はイギリス(鉄道、港湾、道路等)でしたが、河川の改修など治水と築港について。オランダから招き入れた土木技術者は、あの男です。
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デ・レイケ
デ・レイケは日本の河川に関するインフラ整備に尽力。国内のインフラ整備に大きな貢献を果たしました。洪水が頻繁に起こっていた木曽三川に広がる愛知、岐阜、三重で、堤防建設や護岸工事を行うなど日本の河川インフラの礎をつくってくれた大恩人です。
大航海時代に、オランダは下記の世界初の多国籍企業を設立。
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オランダ東インド会社
現在も、ハイネケン、フィリップスなど多くの多国籍企業があります。海外企業が投資しやすいように税制面での優遇制度も整備されています。日本の優良大手企業も、オランダに多数進出しています。
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オランダは欧州の物流拠点です。
オランダは中継・加工貿易を中心とした通商国家です。ロッテルダム港の貨物取扱量は、約4億70トンで欧州第一位を誇っています。アムステルダムは道路、鉄道、ライン川を利用した内陸水路も他国の主要都市へと続いており、欧州全体の物流拠点になっています。
日本の物流もすばらしいですが、オランダは、日本とはタイプの異なるすばらしい物流事業を展開しています。
オランダ語は、「英語とドイツ語の中間的な言語」とも言われています。そのため、オランダ人は、英語とドイツ語に堪能だそうです。もっとも、小生は、英語もドイツ語も話せません。単語を繋ぎ合わせて、話しているだけです。それでも何とかなってしまいます。
オランダ人の社長がきたときも挨拶をさせて頂きました。基本的には感謝の気持ちを伝えるだけですし、笑顔と単語の挨拶だけで何とかなります。
オランダに旅行したときも、言語ではそれほど苦労はしていません。オランダ人は親日家の人が多いので、自分が日本人だと伝えると笑顔で迎え入れてくれます。
難しい歴史的な経緯や政治や経済活動の交流の詳細は分からなくても、下記のことをオランダ人に伝えたら、一瞬で仲が良くなれます。
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「Gogh is amazing!」
オランダ人の人達に、上記のことを伝えたら大喜びをしていました。
「ゴッホ、ゴッホ」と言っていたら。
「ヒロシゲ!」、「ウキヨエ!」と言って
大喜びしているオランダ人もいました。
やはり、オランダ国民も「ゴッホは誇り」のようです。
日本には、ゴッホの「ひまわり」の作品の中で、個人的には一番すばらしい「ひまわり」が常設展示されています。新宿のSOMPO美術館です。常設展は、いつもガラガラです。「ゴッホのひまわり」を独り占めの三密回避で、鑑賞できます。
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「ゴッホが大好き!」
作成日:2022年11月14日 屋根裏の労務士