「神対応の技術者!」 ~Microsoft編~
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寡占化されたMicrosoftのサービス
もはや、Microsoftは一民間企業のサービスではなく、公共事業に近いサービスになっています。「Microsoft 365」のシステム障害はMicrosoftも把握しており、原因を調査しているとのコメントです。システム障害が発生したときに。私のパソコンにも下記のエラーが発生していました。
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システム管理者への連絡通知
エラーは、Microsoft 365にログインした後からエラー通知が出るようになりました。「Microsoft 365」の大規模なシステム障害と同じタイミングでエラーが起きたのです。
テレビやネットニュースでも、Microsoftはシステム障害を把握しており、原因を調査しているとのことは認識していました。最初は、しばらくしていれば、自動アップデートで修復されると思っていました。
しかし、ソフトを立ち上げる度にエラー表示が出るのがストレスなので、Microsoftに問い合わせをして対応して頂くことにしたのです。
とりあえず、メーカーの保守に相談をして対応しようとも考えました。しかし、大規模なシステム障害のことも背景にあります。直感的に、Microsoftに対応して頂く方が良いと判断したのです。
簡単なことであれば、わざわざ、Microsoftにまで、問い合わせを入れたりはしません。小さいながらも、私も、一応、経営者です。情報処理のことは素人ですが、起きているトラブルが簡単なことであるか、難しいことであるかの判断は出来ます。
Microsoftの技術者に相談する前に、メーカーや販売会社の保守に連絡して対応するのは当然のことです。
メーカーや販売会社の保守。難しいことや複雑なことは、時間だけかかって、トラブル原因の特定が出来ないことが多いのです。結局、わからないから初期化の案内になるのです。問題を担当で抱えて、上席者や次の技術者にすぐに対応してもらえないのです。
現在、私が使っているパソコンはWindows10です。Windows11へのアップグレードは見送っております。
4年前に、Windows7のサポート終了に伴ってWindows10のパソコンを入れ替えてから、まだ、そのパソコンを使っています。4年前に、パソコンの設定にあたりトラウマになるような「あのトラブル」が起きたのです。
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ビットロッカーの解除
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マイクロソフトアカウントのパスワードエラー
事態は複雑に絡んでいましたが、そもそも論の初期導入の設定も間違えて案内されていました。更に、パソコンを最設定する状況で、マイクロソフトのサーバー上の不備が発覚。Windowsの更新が早すぎて、技術者の対応が追い付いていないのです。
メーカーの取り扱い説明書が更新されていない状態。加えて、設定会社の方も、Windowsの適正な設定を理解していない状態。更に、マイクロソフトの初段の技術者も仕様を理解していない状況。
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『マイクロソフト365(当時はoffice365)のアカウントで
マイクロソフトのサーバーに入り、
次に、Windowsのアカウントでサーバーに入ると
パスワードエラーになる』
「Windowsの鬼」と「パソコンの鬼」。二人の鬼のような技術者に出て来て頂き、上記の原因を見つけたのです。
クラウドサービス時代。何より、これからはDX時代。一応、頭では理解はしておりますが、そもそも、私は社会保険労務士です。労務のコンサルタントであって、システムエンジニアではありません。
情報処理のそもそも論の不備を見つけたり。マイクロソフトのサーバー上の不備を見つけたり。正直、私の仕事ではないはずです。
自分の専門ではない不慣れな専門分野のことで。分かっていないのに、わかっていると思っている専門者を相手にして。専門用語を使われて。追い返されるような嫌そうな雰囲気で。クレームを入れるのは、好きではないです。
4年前の年度末の繁忙期に、メーカーとマイクロソフトとの激闘に次ぐ激動。マイクロソフトアカウントは、トラウマになっています。そのマイクロソフトアカウントで更新をしてからの今回のエラー。
実は、4年前のトラブルから、マイクロソフトには、数回、対応してもらっています。1年前に、原因不明のトラブルが起こりましたが、基本的には問題なく無事に対処して頂きました。対処して頂いた1週間後ぐらいにマイクロソフトの上席者から、下記の丁寧なお電話を頂きました。
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「佐々木様の今回のトラブルは
大丈夫でしたでしょうか?」
1回目は若い技術者と思われる方に対応して頂き、解決できないので、すぐにベテランの技術者に対応して頂けました。翌日、アンケートのメールが送付されてきましたが、回答していませんでした。
お電話を頂いたマイクロソフトの人には「安心して対応して頂いた」と返答しました。丁寧なお電話を頂いたマイクロソフトの人に、以前、ビットロッカーの件で、●●さんというエンジニアに、だいぶお世話になったことを伝えました。そしたら、この人が下記のように言っていました。
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「●●は、私の部下です。」
今回も、優秀なエンジニアに2時間近くにわたる電話対応で、「神対応の数々」でした。
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全く逃げないのです。
Windowsに関して特定の分野であれば、何でも知っていると思ってしまうようなレベルです。何より、難しい専門用語は、一切、使わないで、私のWindowsの理解は深まりました。
私のパソコンは受注生産品で45万円もしたPCです。5年間のメーカー保証が付いているので、今年は保証が切れるので買い替えの年です。
パソコンの設定は4年前のトラブルで、トラウマになっておりましたが、今回の「神対応の技術者」の対応でトラウマは癒されました。私のPC環境での設定方法について「神対応の技術者」と私の二人でシミレーションをしました。
「設定方法の方向性」と「設定会社への指示」についてです。マイクロソフトアカウントについて、改めて、理解を深めることが出来ました。
4年前にマイクロソフトアカウントについて。あれだけトラブルに巻き込まれて、あれだけ痛い目にあって。理解が出来たと思っていましたが、私の理解は、まだ、不足していたのです。
Windowsも進化していますし、Windowsのアカウントも複雑になっており進化していることだけは素人ながら理解しました。
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自分は、まだ、分かっていないことが
今回の対応で分かりました。
「無知の知」ということを痛感するのと同時に、今回の神対応のエンジニアを通じて、改めて、「マイクロソフトのファン」になりました。Appleも偉大ですけど、Microsoftも偉大です。
最近は、Apple製品に囲まれてきました。MicrosoftにはWindows3.1の時代からお世話になっております。私はジョブズだけではなくビルゲイツも大好きです。
あのような神対応のエンジニアがいるのであれば、日々、PCを使っていても、安心が出来ます。週末、メルマガを作成しながら、感謝の気持ちに包まれていました。
作成日:2023年1月30日 屋根裏の労務士