「冬の札幌出張!」
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3週連続で、テーマの違う内容での出張
オンラインでは対応が出来ないから、出張対応になるのです。遠方での出張となると前日は試験の前のような準備が必要です。慣れたテーマ、得意なテーマでも、前日は頭をつくるのに、4時間ぐらい勉強してから臨みます。緊張状態となり、濃い時間の連続です。
私は、フットワークは軽いところがありますが、皆様のように、そんなに遠方出張には慣れておりません。基本的には本社のある首都圏近郊が活動エリアです。今回、冬の仙台と札幌は初めてでした。大阪は季節を問わず、度々、出張しております。
何となく、東北は雪が降るようなイメージがありましたが、仙台は太平洋側ですので、あまり雪は降らないそうです。(冷静に考えてみれば当たり前ですよね!)今回、雪が降ったのは珍しいようです。
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冬の仙台出張の服装
特段、防寒対策をする必要はなく、冬の東京の服装と同じと考えて良いようです。雪が降っていたので、足元だけは要注意しておりました。とりあえず出張が終わりました。油断はしておりませんでしたが、凍結した路面で滑って転んでしまいました。
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『痛い!』
痛かったですが、ゆっくり歩いていましたので、手のひらのすり傷だけで済みました。滑って、転んで、かっこ悪かったですが、捻挫したり、肉離れにはならなかったのは不幸中の幸いだったと思います。
『雪対応のゴム底の革靴』を履いていなかったためです。よくよく考えると、『雪対応のゴム底の革靴』。私は、持っていなかったのです。東京で大雪が降った場合。捻挫・骨折をした場合。黒のスニーカーを履いておりました。
以前は、『雨の日用の革靴』を持っていましたが、結局、履いたことはありませんでした。経年劣化していましたので処分したのです。ちなみに、私は、昔から革靴だけは好きなので、年季の入った革靴を20足ぐらい持っております。
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今回、初めての冬の北海道
色々と走りながらの対応で、ドタバタの対応の中で、色々な偶然も重なって、急遽、駆け付けることになったのです。出張の前日に、オンライン打ち合わせで、当日対応の擦り合わせをしました。
出張準備が整った夜の時間帯に下記のことに気が付いたのです。
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「冬の札幌出張の服装」
正直、考えたこともありませんでした。「冬の札幌」は、「冬の仙台」とは様子が違うことは、何となく漠然と、頭では分かっておりました。頭では分かっていても、あまり意識はしていませんでした。
北海道に行くことになってから、北海道のことが意識に入ってくるようになりました。大雪警報の映像が目に入ってきました。適正な服装をしていかないと危ないことに気が付きました。前日の夜の時間帯になり、下記を後悔しておりました。
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「札幌出張の服装について
北海道支社の担当者に
聞いておけばよかったと・・・」
空港から離れている地方支社であれば、空港まで担当者に迎えに来て頂くことが多いです。しかし、千歳空港から札幌駅までは電車があります。札幌駅から徒歩15分程度の場所ですので、迎えに来て頂くはずがありません。
北海道に夏と秋の季節では、これまで、何度か、出張したことがあります。よくよく振り返ると、「冬の北海道」は初めてです。
北海道に大雪警報が出ていましたが、札幌の現地がどんな状況になっているのかを確認することは難しかったです。加えて、下記のことです。
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大雪の札幌における
おっさんの常識的なビジネスウエア
服装で悩んでいる余裕もなく、結局、東京と同じ服装で行きました。コートを羽織り、革靴を履いてです。
宿泊になりましたので、「雪山登山用の防水靴」を、ゴロゴロのお泊りセットに入れて持って行くことにしたのです。千歳空港に着いたら、革靴から「雪山登山用の防水靴」に履き替えることにしたのです。
タクシーを拾えればタクシーを使って。早めの到着予定の飛行機にしたので、現地対応で、何とかなると考えて。意識を仕事の内容に集中することにしたのです。
当日、札幌の現地に着いたら、冬の札幌の雰囲気はすぐに分かりました。
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大雪警報が出ていても、
主要な通りの歩道部分は除雪されている。
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現地の人はコートではなく、
フード付きの防水性の高いアウター。
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現地の人は傘をささない。
傘をさしている人は東京などの人。
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靴は、ゴム底のゴワゴワした革靴。
スーツを着ていても
革靴を履いていない人もいる。
上記は、現地に行けば、豪雪地帯なのですから、言われなくても常識だとは気が付きます。初めてのときは、意外と常識がわかりません。
札幌に着いたときは、タイミングよく雪が止んでいました。ゆっくりゆっくり歩きながら。北海道支社に到着。カッコつけてしまって、ビルの1階で革靴に履き替えました。(かえって、カッコ悪いですよね!)
当日の仕事は無事に終わり。コロナも落ち着いてきたので、コロナ対策が徹底してある飲食店で食事を御馳走になりました。「冬の札幌出張の服装」で前日になって気が付き、悩んでいたことの笑い話をしたら下記のように仰っておりました。
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「冬の北海道のビジネスの服装を
知らないで来る人は多いですよ!」
スーツの上着の上に防水性のあるフード付きのアウターを着るというのは、東京では馴染ないと思います。
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「冬の北海道でイケてるスーツ姿は難しいですね。」
と尋ねたら、下記のように仰っていました。
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「冬の北海道で、ビジネスの服装で
カッコつけている道民はいません。」
安全第一というのは当たり前ですよね。冬の札幌の状況は体感しましたので、次からは、大丈夫です。
作成日:2023年2月20日 屋根裏の労務士